終盤の底力を見せた天理(奈良1位)が、投手戦を制して乙訓を下した。

打線は初回2死二塁から、4番瀬千皓外野手(2年)が体勢を崩されながらも左越えに適時打を放ち先制。

7回に同点とされ、両者1歩も譲らない展開となったが決着は9回。2死一塁から6番堀内太陽内野手(2年)が左中間へ適時三塁打を放ち、大きな追加点を奪った。

先発した来秋ドラフト候補の193センチ右腕・達孝太投手(2年)は、5安打1失点完投。長身を生かした角度ある球で13三振を奪った。

勝てば来春のセンバツ出場を大きく引き寄せる25日の準々決勝で、大阪桐蔭(大阪1位)と対戦する。