高校野球は各地区の秋季大会がこのほど終了し、新型コロナウイルス禍で、春夏の甲子園大会が中止になった異例の1年を終えた。日本高野連の八田英二会長(71)が来季の展望を語った。「選手や社会からも何とかやってほしいという要請がある。最大限、知恵と知識を駆使して、開催の方向に持っていきたい。やることで私たちは動いている。交流試合は1回戦だけだったが、来年の春夏は何とか決勝戦までやりたい」。観客動員についても「政府のガイドラインを守らないと駄目。定員上限の50%など、シミュレーションをして準備はしている。(有観客の場合は)全て指定席にすることは最低条件。選抜の前には高校サッカーやラグビーがあるので、大いに参考にさせていただこうと思う」と言及した。

今年はコロナ禍で、3年生が最も影響を受けた。「つらい思いをしたと思うが、大きな経験をした。いろいろなことに挑戦して、その姿を他の人に見せてほしい。広き門から入って失敗するのは後悔ばかり。日本高野連も(交流試合開催など)狭き門から入ったので、皆さんにも狭き門から入っていただきたい。失敗しても、絶対に後悔はしない」とメッセージを送った。