甲子園が、好投手盛りだくさんで帰ってくる! 日本高野連は29日、第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕)の選考委員会をリモートで開き、出場32校(一般選考枠28校、21世紀枠4校)を決めた。

昨年は春夏とも新型コロナウイルスで大会中止。球児たちは涙をのんだ先輩たちの思いも胸に、3季ぶりの甲子園大会に臨む。市和歌山・小園健太投手、中京大中京・畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)投手、大阪桐蔭・松浦慶斗投手、関戸康介投手(いずれも2年)ら最速150キロ台の速球派がそろう。

   ◇   ◇   ◇

◆甲子園の球速 センバツでは08年の平生拓也(宇治山田商)12年の藤浪晋太郎(大阪桐蔭)が出した153キロが最速。球場表示、スカウト計測を合わせ1大会で複数投手が150キロ台をマークした最近の例では、18年夏に奥川恭伸(星稜)柿木蓮(大阪桐蔭)井上広輝(日大三)吉田輝星(金足農)の4人、19年春に奥川恭伸(星稜)及川雅貴(横浜)河野佳(広陵)の3人がいるが、今大会では何人が大台を出すか。

センバツ出場32校決定「学校メモ付き一覧」はこちら>>