日本高野連は3日、審議委員会を開催し、2年生部員7人が飲酒していた鹿児島城西について上申せず、厳重注意とすることを決めた。

鹿児島県高野連によると部員7人は1月17日夜から18日未明までの間、缶酎ハイ9本を飲んだという。同校から県高野連に21日に連絡があり、29日に報告書が提出された。すでに同校は7人のほか、元プロ野球ダイエー(現ソフトバンク)の佐々木誠監督、同校教員の野球部長に謹慎処分を科した。同校は昨春の選抜高校野球大会に初出場予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で大会中止になり、8月の甲子園交流試合に出場。同校では、コーチの男性教諭による部員への体罰が昨年12月に明らかになったばかりだった。