今秋ドラフト上位候補で最速152キロ右腕の市和歌山・小園健太投手(2年)が17日、奈良県内で行われた奈良大付との練習試合に先発し、2回をともに3者凡退で大会前最後の試合を終えた。

電話取材に応じた小園は「全ての球種をまんべんなく使って、公式戦をイメージして打者の反応を見るという感じでした」と完全投球を振り返り、ストライク先行でツーシームやチェンジアップなど変化球の精度も確認できた様子。最速は146キロだった。「やってやるぞという気持ちでいっぱいです。ワクワクしています」。22日初戦の県岐阜商へ気合をみなぎらせた。試合は2-3で敗れた。