2年ぶりの春が来た。特別な舞台で、地元の神戸国際大付が先陣を切って登場する。西川侑志主将(3年)は開会式のリハーサルに参加。「久々の甲子園でもあるので、高校生らしい、はつらつとしたプレーで挑んでいきたい」と北海との開幕戦を心待ちにした。

聖地の特徴を肌で感じ取った。今大会は甲子園練習が行われなかったため、“ぶっつけ本番”となる。入場行進で場内を歩き「グラウンドの雰囲気、芝、土の硬さを経験できた。選手に伝えて、明日に臨みたい」と黒土や天然芝の感覚を確認。「メンバー全員がスムーズに、初回から挑めるように準備していきたい」とチーム内で共有し、準備を整える。

右肘に不安を抱えていたプロ注目で投打の二刀流・阪上翔也投手(3年)は実戦登板を重ねており、調整は順調。同校のセンバツ最高成績となる05年の4強超えを目指す。