センバツ第3日は九州勢が4校出場する。

特に注目のカードは、昨秋の九州大会決勝の再戦となる第2試合の福岡大大濠対大崎(長崎)だ。

九州大会では大崎が5-1で福岡大大濠を下し、初優勝を飾った。だがともにエースを控えに回し、福岡大大濠はドラフト候補の最速140キロ左腕・毛利海大(かいと)投手(3年)、大崎は最速139キロ右腕・坂本安司(あんじ)投手(3年)の登板機会はなかった。甲子園では、ともにエースの起用が濃厚。1点を争う緊迫の投手戦が予想される。

第1試合の具志川商(沖縄)は21世紀枠の初出場対決に臨む。八戸西(青森)の最速143キロ右腕・福島蓮投手(3年)に対して、九州大会8強入りの原動力となった機動力で勝機をうかがう。

第3試合は、厚い選手層で19年春の4強超えを目指す明豊(大分)が登場する。エース右腕・鈴木悠仁投手(3年)を中心に堅守を誇る東播磨(兵庫)に、強豪校のパワーでぶつかる。