第93回センバツ高校野球大会の1回戦が25日で終了し、阪神・畑山アマ統括スカウトが総括した。今秋ドラフト上位候補として高知・森木大智投手(3年)をリストアップしているが、中京大中京(愛知)・畔柳亨丞投手と市和歌山・小園健太投手(ともに3年)を高評価した。

最速151キロの畔柳は、専大松戸との初戦で9回6安打12奪三振で完封。「上背はないが、体に力を感じる」と馬力を評価。最速152キロ右腕の小園も、初戦の県岐阜商戦で9回4安打8奪三振で完封。「まだまだあんなものじゃないでしょう。完成度は高い」と能力を認めた。

左腕では北海(北海道)・木村大成、明徳義塾・(高知)代木大和、東海大相模(神奈川)・石田隼都、大阪桐蔭・松浦慶斗投手、打者では市和歌山の松川虎生、智弁学園(奈良)の前川右京、上田西(長野)・笹原操希(全員3年)の名前を挙げた。