今秋ドラフト候補の高知・森木大智投手(3年)が1日、春季四国大会決勝の明徳義塾戦(レクザムスタジアム)に救援登板し、自己最速を更新する154キロをマークした。

9回無死満塁でスクランブルのマウンドへ。従来の球速を2キロ上回り、同世代で最速だった大阪桐蔭・関戸康介投手(3年)に並んだ。この日は4回に左翼へ3ランを放つ活躍で快勝に貢献した。4月11日、四国大会に向かう県内の順位決定戦を1-2で惜敗した相手にリベンジ。4月25日の準決勝後「打てないと勝てない」と話した通り有言実行の快打だ。NPBスカウトも見守る一戦は剛腕の活躍で四国王者に輝いた。