佐野日大が、雨の中の乱打戦を制し、2大会連続10回目の関東大会出場を決めた。

13安打で8得点と持ち味の打撃力を発揮したが、守備では内野陣が4失策。元阪神の麦倉洋一監督(49)は「2年生バッテリーがゴロを打たせているのに、3年生の内野手がだらしなさすぎる。情けない。選手たちも、分かっていると思う。選手がどう考えてどう行動するか見ます」と課題を口にした。

4-1で迎えた4回には、2死二塁で大関日和外野手(3年)が右越え三塁打で1点追加。さらに岡佐昌樹内野手(3年)、丸山詩温外野手(2年)も三塁打を放ち、3者連続三塁打と打線がつながった。

春季栃木大会での3者連続三塁打は、08年栃木工の矢板中央戦以来となる大会最多タイ記録。麦倉監督は「思い切り振った結果。素直にほめてあげたい」と話した。