掛川西には収穫多き準優勝だった。

沢山、榊原のダブルエースを温存する中、控え選手が奮闘。投手陣は高橋遼冬(はると、3年)岩沢孔大(2年)後藤響(3年)の継投で7安打3失点と粘り、今大会初先発した秋の正捕手・中山一輝(3年)も、8回の二盗阻止に加えて2安打と復調を示した。大石卓哉監督(41)は「夏に向けてチーム内の競争が激しくなった」。決勝で見えた総合力アップの兆しに、手応えを得ていた。