浦和学院(埼玉)は、準々決勝での敗退が決まった。専大松戸(千葉)よりも多い14安打を放ったが5点で、12残塁。森士監督は「目いっぱいでした。今のうちにとっては、いろんな意味での課題が予測していた通りに出た。暑さと、宿泊を伴う試合の経験値がない。体力が足りていない」と振り返った。

先発の宮城誇南(こなん)投手(2年)は、3回を被安打5の4失点だった。

「5番・右翼手」でスタメン出場したプロ注目の三奈木亜星投手(3年)が、2番手として4回からマウンドへ。5回には3ランを浴びるなど、2回を被安打4の4失点(自責3)と悔しい内容で「1球の重みを感じた」と明かした。打撃では、5打数4安打3打点と存在感を発揮したが「チャンスで凡退したし、(投手として)ピンチを抑えられなかった」と反省しきり。

三奈木は4月上旬の練習試合で右腕に打球を受けたが、徐々に「調子は上がってきています」という。夏に向けては「投手として、チームを甲子園に連れていけるように努力します」と話した。

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