第103回全国高校野球選手権和歌山大会(7月9日開幕)の組み合わせ抽選会が19日、行われた。

春季大会で優勝した智弁和歌山は、7月13日の初戦で夏の甲子園8度出場の箕島と対決することが決まった。宮坂厚希主将(3年)は「春に優勝しても、夏に勝たないと意味がない。絶えずレベルアップしていきたい」と意気込んだ。

春夏連続の甲子園出場が懸かる市和歌山の初戦は7月14日で、県和歌山と対戦する。今秋ドラフト候補で最速152キロ右腕の小園健太(3年)と主将松川虎生(こう)(3年)が注目される。松川は「相手が決まってもやることは変わらない。3年生最後なので、チーム一丸となって甲子園で日本一を目指している。1勝1勝もぎ取りたい」と1歩ずつ頂点へと進む姿勢をみせた。

その他、ドラフト候補のスラッガー渡辺大和内野手(3年)率いる高野山や、シード校の近大新宮、和歌山東など39チームが甲子園を目指す。

選手宣誓は立候補した17校の中から抽選で海南・冷水悠真主将(3年)が務めることになった。