第103回全国高校野球選手権東西東京大会(7月4日開幕)の組み合わせ抽選会が19日、都内で行われた。

【展望】

今春センバツ出場の東海大菅生、2季連続都大会決勝進出の日大三が中心も混戦模様だ。

選手層の厚さが光る東海大菅生は同ブロックに強敵がそろう。初戦の3回戦は19年20年センバツ連続選出の国士舘と当たる可能性が高い。4回戦には都立の実力校である片倉らが控え、5回戦では早大学院らが待つ。準々決勝でシード校と対戦するまでにも高い壁が続きそうだ。

3年ぶり頂点を目指す日大三は総合力の高いチーム。ともに順調に勝ち進めば準々決勝で強豪の創価と対戦する。

国学院久我山は甲子園経験者の内山凜外野手(3年)がチームを引っ張る。順調なら5回戦で高い得点力を誇る佼成学園、ノーシードながらプロ注目の右腕田和廉投手(3年)と清宮福太郎外野手(3年)を擁する早実など強豪ひしめくヤマを勝ち上がったチームと対戦する。

八王子学園八王子はプロ注目左腕羽田慎之介(3年)を中心に、粘り強い野球で5年ぶりの頂点を目指す。

強豪校ぞろいで実力伯仲の西東京。7月4日に1回戦がスタートし、8月2日に東京ドームで決勝戦が行われる。