小山台のエース木暮瞬哉投手(3年)が先発し、2回2安打無失点に抑えた。

サイドから最速137キロを投じる右腕は、高め真っすぐに低め変化球を組み合わせ、点を与えなかった。2回1死からゴロが野手の間を抜ける連打を許したが、後続を連続三振と危なげなかった。「課題を持って投げることが出来ました。状態は上がっていると思います」と手応えを口にした。

前日に夏の東東京大会の組み合わせ抽選が行われた。小山台は第4シードで臨むが、4強までのヤマには、成立学園、日体大荏原、堀越、修徳、雪谷、城東、城西と、ノーシードながら甲子園出場実績がある学校が固まった。エースにかかる負担は大きくなりそうだが、木暮は「いいヤマに入ったと思っています。強いところとやって、勢いに乗っていける」と、むしろ前向きに捉えていた。