北海道高野連は今夏の地区予選から、人数制限を設けながらも19年秋以来の全地区有観客開催を復活させる。

今春はコロナ禍の影響で札幌地区と全道大会のみが無観客となったが、緊急事態措置が解除され、全10地区の足並みがそろう。

横山泰之専務理事(47)は「観客が入ることで球児があと1歩、踏ん張れる力になれば」と話す。観客上限は収容の50%または5000人以下。一部地区では保護者、一般入場者の入場カード記入(詳細は道高野連ホームページへ)が必要となる。南北大会の入場人数は、地区予選の運営や感染状況を踏まえ別途、調整することも検討している。

さらに今夏からブラスバンド応援が復活。最大50人まで前後左右2メートル間隔を空け演奏する。声援は自粛も、華やかな楽曲が戻ってくる。全校応援も各地区事務局と該当チーム校長の判断次第で、実施可能となる。