学校関係者の新型コロナウイルス感染が確認されて高校野球鳥取大会の出場を辞退していた米子松蔭が一転して試合出場することが19日、決定した。鳥取県高野連が米子市内で会見。不戦敗取り消しと21日に境と2回戦を行うことを発表した。異例の対応になった。

米子松蔭の出場決定を受け、大阪府の吉村洋文知事(46)は19日、「鳥取県高野連の皆様、動いてくださった皆様、ありがとうございます」と感謝のツイートを投稿した。18日には「これで終わり、はあまりに酷すぎる。対策は見つけられるはずだ。この高校生の想いを大人がつぶしちゃいけない。これで終わり、なら将来に夢なんて持てないよ。鳥取の権力者の皆さん、なんとかしてあげて下さい」と、同校への救済措置を求める声を上げていた。

また、元大阪府知事の橋下徹氏(52)、国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)もツイッターで出場辞退措置に強く反論するなど、SNS上で激論が交わされていた。