駒大高が、シード校を倒した田無を5回コールドで破った。

ここまで3試合連続完投中だった田無の加藤田投手を打ち崩した。試合が動いたのは2回。打者12人の猛攻で、一挙8得点を奪った。この回だけで2安打3打点を挙げた近藤大雄捕手(3年)は「前の試合で打ててなかったんです。今日は(投手を)打って助けてあげたいと思っていました」と、捕手としての意地をみせた。

これで今大会3試合連続のコールド勝ち。川端教郎監督(39)は「これまでの試合で一番打ってくれました。ボール球を振らずに、甘いストライクを狙おうと指示しましたが、選手たちがその通りにやってくれました」と笑顔だった。

次の5回戦でも、シードの日本学園を倒した小平とぶつかる。