センバツ優勝の東海大相模(神奈川)が、メンバー17人の新型コロナウイルス陽性反応により、開催中の神奈川大会を辞退したことに、県内ライバル校の指導者らからも驚きの声が上がった。

横浜創学館・森田誠一監督(この日の準々決勝で日大藤沢を破り、準決勝進出)「選手のことを思うと何とも言葉のかけようがないというか。もし逆の立場だったらと考えると…。ほんとにつらい気持ちが伝わってくる。ひとごととは思えないですね。(対戦ブロックの)山は分かれましたけど甲子園に行くためには東海大相模は倒さないといけないと思っていました。それだけの王者ですから。選手たちの無念を思うと、つらい気持ちでいっぱいです」

 

日大藤沢・山本秀明監督(この日の準々決勝で敗退。東海大相模とは19年夏の決勝で対戦し敗退)「先だっての門馬監督の退任報道もそうですけど、常に目標に戦ってきたので、やっぱりショックですよね。他校の監督なので、私が言うことではないでしょうが、今回に限っては1日でも長くユニホームを着てもらいたいなと思っていたので。ほんと残念です」