センバツ優勝の東海大相模(神奈川)が、メンバー17人の新型コロナウイルス陽性反応を受けたことにより、開催中の神奈川大会を辞退した。

学校関係者によると、21日夜に寮生1人が体調不良を訴え、病院で熱中症の疑いと診断され、その日のうちに実家へと戻った。

翌22日の5回戦(対藤嶺藤沢)終了後に、実家へ戻っていた部員がPCR検査での陽性が判明。検査結果を受け、23日に寮生、指導者ら関係者全員がPCR検査を受診。同日午後9時ころに、大会登録メンバー17人を含む部員20人と、指導者1人の陽性が判明。前日に陽性の1人と合わせ、計22人の感染者が出る状況。報告を受けた学校長が、24日午前7時ころ、神奈川県高野連へ、大会への出場辞退を申し入れた。

今夏を最後に勇退することを表明していた門馬監督は検査の結果、陰性。現在は相模原市保健所との窓口となり今後の対応をしているという。