今秋ドラフト上位候補で最速152キロ右腕のエース小園健太投手(3年)が宿敵の智弁和歌山打線に攻略された。

6回2死満塁で、高嶋奨哉内野手(3年)に浮いたスライダーをとらえられ、左前に先制適時打を許した。高嶋は甲子園最多68勝を誇る高嶋仁名誉監督(75)の孫だ。勝負どころで貴重なタイムリーを浴びた。同点に追いついた直後の7回は1死二塁で大仲勝海内野手(3年)に右前適時打を浴び、岡西佑弥内野手(2年)に右越えへ適時二塁打をはじき返された。今春の県大会決勝で大敗した相手に、またも苦戦を強いられている。