選手宣誓の抽選も行われ、小松大谷(石川)・木下仁緒(にお)主将(3年)に決まった。木下は「まさか自分が当たるとは思わなかったのでびっくりした」と率直な感想を述べ「全国の選手の代表としてしっかり言えるように頑張りたい」と引き締まった表情で話した。内容を問われると「学校の国語の先生と決めて勇気や感動を与えられるような宣誓をしたい」と意欲を示した。木下の宣誓で2年ぶりの夏の甲子園が幕を開ける。

また小松大谷は第3日の第4試合で高川学園(山口)と戦う。木下は「(高川学園は)機動力も使って粘り強い野球をしてくる印象。自分たちは自分たちの野球をしたい」と、相手にまどわされずに今までの成果を出す。「守備からリズムをつくって、打撃はつなぐ打線をしたい。まずは初戦を突破するのが大事」と前回初出場した85年には果たせなかった「甲子園初勝利」をつかみにいく。

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