新潟県代表の日本文理(2大会連続10度目)は大会6日目(14日)の2回戦、第4試合で福井県代表の敦賀気比(3大会連続11度目)との対戦が決まった。

日本文理の渡辺暁仁主将(3年)は「やるべきことがはっきりした。気が引き締まる」と話した。校舎内の情報実習室でオンラインに参加。先に決まっていた敦賀気比の隣を引き当てた。大会6日目と遅めの出番だが、鈴木崇監督(40)は「非常にゆっくり調整できる。気温が下がる時間帯。初戦突破に向けては良い内容だと思う」と前向きに受け止めた。

敦賀気比は福井大会決勝で金津に7-0で快勝。勝負強い4番で主将の大島正樹外野手(3年)が打線の軸。最速140キロ台の速球を持つ左腕の竹松明良(3年)、右スリークオーターの本田克(同)ら投手陣の層も厚い。

春季北信越大会決勝で新潟明訓が5-6で敗れた。昨秋の北信越大会準決勝では関根学園が4-5で延長10回サヨナラ負けするなど、新潟勢にとっては因縁の相手だ。渡辺主将は「大島君を中心に投打のレベルが高い。勝てるように準備をする」。敦賀気比の大島主将は「同じ北信越地区のチームだし負けられない」と話した。

日本文理は6日に宿舎のある大阪に入る。「打ち勝つ野球を繰り広げて全国制覇をしたい」。渡辺主将は決意を新たにした。

▽日本文理・渡辺暁仁主将(3年) 敦賀気比さんは投打のレベルが高い。しっかり打ち勝てるように準備をする。

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