今春センバツ準優勝の明豊(大分)は、大会4日目に専大松戸(千葉)と対戦する。春夏連続出場校同士の好カード。主将の幸(ゆき)修也内野手(3年)は「投手も打撃陣もスキがなくていいチームだと思う。しっかり自分たちの野球をして勝てたらいいなと思います」と、気合を入れた。

エースの京本真投手(3年)は決勝戦で3安打完封。打線は1~9番まで隙がなく、2大会連続王者の藤蔭を準決勝で13安打12得点で圧倒した。投打にバランスの整ったチームで、川崎絢平監督(39)は「のびのびやって重圧を感じない野球を甲子園で展開できたら」と目指す野球を語った。

夏は3度の8強進出が最高。幸は「明豊らしい全力プレーで、先輩たちの目標でもあった日本一を成し遂げられるよう頑張りたい」と、初の全国制覇へ意気込んだ。