盛岡大付(岩手)が初出場の鹿島学園(茨城)を破り、4年ぶりの夏の甲子園白星を挙げた。

4回裏、平内純兵外野手(3年)の右翼席中段に飛び込む特大3ランで先制。6回には1死満塁からスクイズを絡め4点を奪った。

守っては渡辺翔真投手(3年)が好投。丁寧に打たせて取る投球で5安打完封した。

盛岡大付は95年夏に甲子園初出場を果たしたが12年夏までセンバツも含め出ると負けで9連敗。しかし13年春から巻き返し初戦はこれで7連勝となった。甲子園通算成績は11勝15敗。

2回戦で沖縄尚学と対戦する。

鹿島学園は序盤の好機を生かせず完封負け。甲子園初勝利はならなかった。

◆1日3完封 夏の大会で1日に完封が3試合は、04年8月14日の川口真(東海大翔洋=対岡山理大付)涌井秀章(横浜=対京都外大西、延長11回)ダルビッシュ有(東北=対遊学館)以来。1日で3試合連続完封は02年8月14日の藤井宏海(福井工大福井=対旭川工)高市俊(帝京=対光泉)田中曜平(智弁学園=対海星)以来。