史上初めて全国高校女子硬式野球選手権大会が甲子園で開催される。決勝戦が行われ、5年ぶり2度目の頂点を狙う神戸弘陵(兵庫)と創部3年目で初優勝を目指す高知中央(高知)が対戦する。主なルールやこれまでの歴史は以下の通り。

 

全国高校女子硬式野球選手権のQ&A

Q スタートはいつ?

A 97年8月に第1回を開催。参加は5チームだった。00年から選抜大会(主会場は埼玉県加須市)もスタートしました。

Q 出場チームは?

A 地区予選はなく、全国高等学校女子硬式野球連盟に加盟する43校中で40校が出場(連合1チーム)。また、高校に女子野球部のない選手は、全国高等学校連合丹波の一員として出場しています。

Q 男子と異なるルールは?

A 指名打者(DH)制を採用し、試合は7回まで(試合は5回を終えて成立)。決勝は延長10回からタイブレークが適用されます。また、ベンチ入りは25人まで。背番号は1~99番まで使用できます。用具は男子と同じ硬式球と金属バットを使用します。

Q 会場は?

A 第8回大会から兵庫・丹波市(当時市島町)に定着。今年も、準決勝までは同地のつかさグループいちじま球場と春日スタジアムを使用。決勝のみ兵庫県西宮市の甲子園球場。

Q 歴代の優勝チームは?

A 優勝回数の順では、7回の埼玉栄がトップ。6回の神村学園(鹿児島)、2回の駒沢学園女(東京)、花咲徳栄(埼玉)、神戸弘陵(兵庫)。1回は夙川学園(兵庫)、習志野(千葉)、福知山成美(京都)、京都両洋、作新学院(栃木)です。北海道、東北、北信越、中国勢はまだ決勝進出もありません。