智弁和歌山の先発右腕・塩路柊季(しゅうき)投手(2年)が6回2安打無失点の好投で4強入りに貢献した。前日25日の打撃練習の際に投手陣が集められ、中谷仁監督(42)から「明日は塩路でいく」と先発を託された。

甲子園初のマウンドで初球に自己最速の144キロをたたきだし、8三振を積み重ねた。塩路は「1回からドキドキ緊張でした」と笑みを浮かべ、「自分の持ち味であるストレート中心に攻めることができた。良い投球ができたと思う」と胸を張った。