磐城のサブマリン右腕・緑川優斗投手(2年)が、123球の力投も、終盤に力尽きた。

緩急を駆使した変幻自在な投球で6回まで3安打無失点の好投。それでも「甘く入ってしまった」と悔やむのが1点リードの7回先頭打者に投じた2球目だった。真ん中スライダーを左翼芝生席へと運ばれ、同点とされ、10回には3本の二塁打と失策が絡んで3失点。9回2/3を8安打4失点(自責2)で降板した。「攻めることを大事に投げ込んだ。6回から疲れが出てしまった。ナイスゲームだったかもしれないけど、勝ち切ることができず悔しいです」と振り返った。