市川が競り勝った。相手の反撃を断ったのは、同点の4回2死走者なしから登板した2番手の天野将大内野手(2年)だ。1点を勝ち越した直後の6回は2死二塁になるが遊飛に詰まらせた。5回1/3を1安打無失点。「ケガをしていたのですが、よかった。監督に『行けるか』と言われて『行けます』と」。1週間前に右足首を捻挫したが、ロング救援で寄せつけなかった。次戦は25日、今夏の兵庫大会で敗れた社と戦う。

この日、適時打2本の西脇暉斗捕手(2年)は「先輩たちの思いがある。食らいついて勝ちたい」と話した。07年にはセンバツ出場。勢いに乗りたいところだ。