秋の4強が出そろった。東北は古川学園に7-6と競り勝ち、3-4で敗れた夏の準々決勝のリベンジを果たした。

東北が夏の再現はさせなかった。夏は3-2で迎えた9回に同点に追いつかれ、1死二、三塁の場面で暴投。サヨナラ負けを喫した。だが、秋は逃げ切った。4-0で迎えた5回、2死から6安打を浴び4-5と逆転されるも、6回に5つの四死球による押し出しで勝ち越し。8回には左犠飛で1点追加。9回に1点を返され7-6とされるが、犠飛による1点を守り切った。柴田昌吾主将(2年)は「自分のワンプレーは、ほかの人のプレーでもある。全員で一体となってプレーするという面で成長していると思います」と団結力の成長を実感した。