ノースアジア大明桜は来春のセンバツ出場が絶望的となった。

春、夏、秋の3季連続優勝を狙ったが、準々決勝で敗退。先発左腕の野中天翔(てんと)投手(2年)が、7回5安打1失点と粘投も、あと1本が出なかった。輿石重弘監督(58)は「試合経験が新チームに入って、まだまだというところですね」と敗因を挙げた。甲子園出場で県大会の地区予選が免除。実戦は紅白戦3度のみで、新チームで対外試合をできずに本戦に突入した。無念の準々決勝敗退に石田恋主将(2年)は「1人1人の役割を徹底できなかった。チャレンジャー精神を持って、春と夏を優勝する気持ちで一からやっていきたい」と前を向いた。