11年ぶりの優勝を目指す東北が、聖和学園に8回コールドの9-2で快勝し、2年連続の決勝進出と東北大会(10月20日開幕、宮城)出場を決めた。エース右腕、小倉勝貴(しょうき)投手(2年)は立ち上がりに苦しんだものの、粘投して8回5安打2失点。打線は15安打を放ち、攻撃力を存分に発揮した。

東北は初回に2点を先行されたが、その裏の猛攻ですぐさま逆転した。1死満塁から生方一成捕手(2年)の2点適時打で同点。2死から後続の福永悠真内野手(2年)、尾塩叶和(とわ)内野手(2年)も適時打で続いて一挙4得点。4回に2点、7回に1点、8回に2点を加点した。明日26日の決勝では公式戦6連敗中の仙台育英と激突。覇権奪回へ、今秋こそ名門対決を制す。