東北は9-2の8回コールドで聖和学園を破り、2年連続で決勝に駒を進めた。今日26日は仙台育英と名門校同士の「黄金カード」で宮城王者を争う。

東北が、15安打をたたみかけて聖和学園を粉砕した。初回に2点を先行されたものの、その裏に5安打4得点の猛攻で流れをつかんだ。コールドを決める適時打含む3安打2打点でけん引した、4番伊藤千浩外野手(2年)は「先制されたが、つないで点を取るという意識で全員が臨むことができた」。最速143キロ右腕、小倉勝貴(しょうき)投手(2年)は初回こそ苦労したが、8回を5安打2失点(自責1)と力投し「調子はよくなかったが、守備陣がしっかり守ってくれて、打たせて取ることができた」と役目を果たした。