今夏4強の修徳が足立学園を破り、16強入りを決めた。

1年生エースの竹沢尚輝投手が躍動した。MAX130キロ代の速球に、ツーシームやカーブなどの変化球を織り交ぜる投球術を駆使。相手打線を7回5安打2四球で無失点に抑えた。

それでも「今日は野手の皆さんが、粘り強く守ってくれました。無駄な四球を減らして、野手に助けて貰うんじゃなく、自分の投球で助けたいです」と、さらなる向上を目指す。

チームの目標は、05年以来の春の大舞台だ。「センバツに絶対出ると言い合ってます。しっかり練習を積んで、関東第一、二松学舎といった強豪を倒したいです」と力強い目で答えた。

荒井高志監督(36)は「コースに投げ分ける事が出来ますし、ゲームメークが出来る投手です。一番信頼してるので、(背番号)1番をあげてます」と太鼓判を押す。