第74回秋季東北地区高校野球大会(宮城・10月20日~)の組み合わせが14日、決まった。抽選会はリモート形式で行われ、宮城県代表(仙台育英、東北、聖和学園)の3校は宮城広瀬高校に集まった。

第1代表の仙台育英は21日の2回戦で、学法石川(福島)と盛岡大付(岩手)の勝者と対戦する。佐藤悠斗主将(2年)は「目の前の1戦にしっかり全力で取り組みたいです。目標はセンバツ。この代で優勝して東北の歴史を変えられるようにやっていきたいです」。東北初の日本一へ、15回目のセンバツ出場をつかみ歴史を変える。

第2代表の東北は2回戦で山形中央(山形)と、第3代表の聖和学園は2回戦で大館桂桜(秋田)と対戦する。東北・柴田昌吾主将(2年)は「気持ちを強く持って、自分たちのプレーを落ち着いてやっていけたらと思います」。聖和学園・沼田明日翔主将(2年)は「全員がチームを引っ張っていく。試合のなかでそれぞれが自立し、東北大会中も試合を重ねるごとに成長していきたいと思います」と意気込んだ。それぞれの思いを胸に東北大会を待ち望む。