小山台が先発全員の14安打8得点で7回コールド勝ちを収め、16強入りを決めた。

序盤は相手先発の左のサイドハンド、福田康斗投手(2年)の緩急をつけた投球に苦しめられた。しかし4回、5番岩佐悠斗内野手(2年)の右翼線への二塁打から流れをつかみ、スクイズなどで3点を先制。6回には5者連続安打を含む打者11人の猛攻で、7安打で5得点を挙げた。福嶋正信監督(65)は「(4番の新井)晟矢がマークされてる中で、岩佐がよく打ってくれた。あれが一番よかったね」と笑顔をみせた。

投げては先発の松川侑聖投手(2年)が、6回を2安打無失点に抑える好投。前日17日に降った雨の影響が残るマウンドに足をとられながらも直球をコーナーに収め、8三振を奪った。四球も1つと安定感を披露。松川は、軸足を高く蹴り上げる投球フォームが特徴的で「よく片足スクワットで太ももの外側を鍛えてます」と笑顔で話した。