MBS(毎日放送、大阪市北区)が28日、今年の「第94回センバツ高校野球大会」公式テーマソングは、人気ヒップホップユニット「Creepy Nuts」の書き下ろし曲に決まったと発表した。楽曲は現在制作中だといい、3月上旬に公開予定。

「Creepy-」は17年にメジャーデビューしたR-指定(30)DJ松永(31)によるユニット。若者を中心に人気を誇り、幅広い世代へ届くメッセージ性の高さも特長だ。

DJ松永は「高校野球という国民的な行事にヒップホップという音楽を(特に)抜てきしてもらえたことが本当にうれしい」と感謝。高校球児に向けては「高校生活の全てを投げうって、めちゃくちゃ頑張ってきたんだと思います。それだけで本当にリスペクトです。テーマソングを通して、そんな選手たちと同じ時間を共有できるのは幸せです。我々にしかできないヒップホップで背中を押せるような曲を必ず作りたいと思います」とコメント。

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R-指定も「選手やチーム、直接関わっている人だけでなく、日本中が熱狂するそんな魅力があるのが高校野球のイメージです」と、敬意。「これまであまり接点のなかった世界ですが、仲間とともに競い、励まし合い、切磋琢磨(せっさたくま)していく。それはフリースタイルバトルだったり、僕たちの世界とも似ていて共感できるところなのかなと感じました」と共感を抱き「携わった人たちが人生を振り返った時に思い出してもらえるような曲になれば幸せです」と約束した。