今春のセンバツに出場する怪物1年生スラッガー、花巻東(岩手)・佐々木麟太郎内野手(1年)が16日、高校通算本塁打を56本に伸ばし、同校OBのエンゼルス大谷翔平投手(27)が在籍時マークした高校通算本塁打数に並んだ。

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この日は神戸市内のグラウンドで育英とダブルヘッダーを行い、1試合目は5回2死一、二塁からフォークをすくい上げると、3ランの打球は大きな放物線を描きながらバックスクリーンへ吸い込まれた。続く2試合目では3回、真っすぐを捉え右越えソロ。2試合連続本塁打で通算56号まで積み上げ、センバツ前の練習試合を締めた。

本塁打で好調を存分にアピールした。練習試合解禁となった5日から12日間で6発。高校入学から1年足らずで、驚異的なペースで本塁打を量産している。初戦は22日の市和歌山戦。自身は初めて乗り込む甲子園の大舞台で、「大谷超え」に挑む。