阪神西純矢投手(20)の弟・凌矢外野手(3年)が甲子園デビューした。

8回2死満塁のチャンスで代打で登場。180センチ、81キロの恵まれた体で鋭く振り抜き、三塁線を破る2点二塁打をマークした。

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長打力があり、主に右の代打として期待が高い。昨秋の公式戦は11打数3安打。今大会は直前の最終メンバー変更で滑り込んだ。

中井哲之監督(59)は「ぎりぎりで最後に入った選手ですがパンチ力があり、思い切りもよく、非常に練習熱心で真面目な子。よく打ってくれました」と目を細めた。

兄純矢は創志学園(岡山)の2年生エースとして18年夏の甲子園に出場。19年ドラフト1位でプロ入りした。