シード校の明大中野八王子が、7回コールド勝ちで初戦を突破した。

先発左腕、渡辺晴登投手(3年)が7回1失点。7安打を許しながらも最少失点に抑えたが、椙原貴文監督(39)は「調子が良くなかったですね。あんなに制球がまとまらないのは初めて見ました」と振り返った。

3月に練習試合が解禁されたが、コロナ禍の影響で2試合程度の登板で迎えた大会初戦だった。この日は本来の投球を披露することができなかったが、指揮官は「それを言い訳にしたくないと自分たちは言ってます。(渡辺を含む3年生は)真面目な選手たちです。いつか絶対に伸びてくると信じてます」と成長に期待した。