今春センバツ出場の大阪桐蔭が、東海大菅生と練習試合を行い、大敗した。

センバツ優勝に貢献した前田悠伍投手(2年)が先発し、3回まで無失点で抑えたが、4回から真っすぐを狙われ、この回と5回で4失点。5回を7安打と打ち込まれ降板した。

打線も、東海大菅生のエース・鈴木泰成投手(3年)の前に5回まで3安打と沈黙。7回1死一、三塁で、2番手の投手から谷口勇人外野手(3年)が左前適時打を放って1点を挙げるのがやっとだった。

前日の日体大との練習試合で本塁打を放った松尾は4打数1安打。9回は見逃し三振で最後の打者になった。

大阪桐蔭は、昨夏の甲子園、初戦で東海大菅生と対戦。8回途中降雨コールドで7-4と勝利していた。

▼昨夏の甲子園、8月17日に行われた1回戦、大阪桐蔭-東海大菅生戦は、激しい雨の中で行われた。3点を追う東海大菅生が8回表1死一、二塁と好機をつくったタイミングで、無念の降雨コールドゲームに。7-4で大阪桐蔭が勝利した。この試合がきっかけとなり、継続試合が検討され、今春のセンバツから採用された。