昌平(埼玉)が専大松戸(千葉)と練習試合を行い、3-12で敗れた。

最速138キロを誇る先発右腕の渋谷真宣投手(3年)は5回、2死から4番横山瑛太内野手(3年)にフォークを2ラン本塁打とされた。その後も相手打線を封じることが出来ず、5回2/3で8失点。「5回に制球力が落ちた。ストレートの球威が落ちて、変化球も甘くなってしまった。真っすぐが課題」と厳しい表情で振り返った。ノーシードで迎える今夏、長丁場の埼玉大会を勝ち抜くには、控えも含めて投手陣全体のレベルアップは不可欠だ。

打線では、3番の小林飛雄馬内野手(3年)が中越え適時打を放つなど2打数2安打と活躍し、大敗の中で意地を見せた。

楽天ドラフト1位の吉野を擁した昨夏、県大会決勝で浦和学院に敗れた。今年こそ甲子園出場をつかみ取るためにも、この敗戦を糧とする。