国学院栃木(栃木)が5日、開会式リハーサルに参加し、元気な行進を披露した。40番目に登場した選手たちは、腕を大きく振り、ハツラツと行進。純白のユニホームが、甲子園の緑の芝生に映えた。

開幕戦に向け、準備万全だ。柄目直人監督(39)は「開幕戦を想定して、県大会優勝後から準備してきた。最高の舞台を平井(主将)が引いてくれた。着々と進んでいます」と自信をのぞかせた。カギを握る選手に3人の投手陣を挙げ、継投を想定。「日大三島(静岡)打線は左打者が多いので、左腕の中沢がキーになると思います」と話した。

また、相手エース・松永陽登投手(3年)の、県大会5試合で9失点に注目。「なかなか得点できない。接戦になると準備している。県大会でもできた粘り強いディフェンス、攻撃ができれば。チャンスがあるのではないかと思っています」と、大舞台での国学院栃木の野球に期待した。

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