常総学院が土浦日大に敗れ、来春のセンバツ出場は絶望的となった。

4回に1点を先制。6回に追い付かれたが、2番手の小林芯汰投手(1年)が踏ん張り、同点のまま迎えた8回だった。4四死球に3安打で大量6点を失い、万事休す。20年以来、18回目の関東大会出場はならなかった。

島田直也監督(53)は「これだけミスをしたら勝てない」と、3失策と投手の6四死球を悔やんだ。また、中盤から何度も出塁するも好機に1本が出ず、8安打で1得点。「大事なところで1本出たか出ないかの差。うちはただ来た球を打っているだけ。もっと状況判断ができるようにならないと。絞り球を徹底させないといけないと思いました」と反省点を口にした。

これでセンバツ出場は絶望的になった。目指すは夏の甲子園。「投手はそこそこできたと思う。それは今後の成長につながるんじゃないかな。でも、守備と攻撃はもっと鍛えないと」。島田監督が就任して約2年。今夏は2回戦敗退。秋もまた厳しい戦いとなった。