能代松陽(秋田1位)が17年以来5年ぶりの4強入りを決めた。延長12回の末、学法石川(福島2位)に6-5でサヨナラ勝ち。同校初の春の聖地へ近づいた。

エースが最後まで踏ん張った。森岡大智投手(2年)が12回、154球を投げきる粘投。9回からは4イニング連続の3者凡退で、守備から流れをつくった。12回裏は1死二塁のチャンスで、森岡が初球を振り抜き、中堅手の頭上を越えるサヨナラ打で試合を決めた。激戦を制した工藤明監督は「苦しい試合でした。本当に粘り強く頑張ってくれた」と選手たちをたたえた。

センバツ目指し東北大会準々決勝 仙台育英、聖光学院、東北、能代夏陽が4強/詳細