昨秋の関東大会で4強入りした慶応(神奈川)が27日、5年ぶり10度目のセンバツ切符を手にした。清原勝児(かつじ)内野手(1年)は西武、巨人などで通算525本塁打と活躍した清原和博氏(55)の次男。初めてプレーする聖地への思いを語った。
-今の率直な感想
まあ、そうですね。素直にうれしいっていう気持ちが一番あって、自分の夢の舞台は甲子園だったので、そこでプレーできるっていうのをうれしく思いつつ、これから改めてスタートするっていう気持ちです。
-昨年の関東大会で見つかった課題と、この冬に取り組んできた点
関東大会で専松(専大松戸)の平野投手(大地、2年)と対戦して、そこでスイングスピードだったり、そういうのが足りないなっていう風に実感したので、冬はスイングスピードを上げる練習をしたり、体のキレを使った練習を多めにしました。
-冬は徹底的に振り込みをしてきたとか
チームでもスイングをたくさんやったりしています。
-父の清原和博さんは甲子園で活躍された選手。甲子園への思い
自分の思いというよりかは、本当にチームで日本一になるっていうのが一番自分の中では強いので、個人というよりもチームで勝ちたい。
-自分の強み
自分はやっぱりチームを盛り上げるっていうのが、1つ自分の大きな武器というか、そういう風に思ってるので、場所はいろいろあるんですけど、甲子園では、しっかりとチームを勇気づけれるようなプレーをしたいです。
-攻守どちらで
全てで盛り上げたいです。
-甲子園で打ちたい打順とつけたい背番号。どういった打撃をしたい
まだ甲子園は約2カ月あるので、打順っていうよりも自分が成長して、背番号も自分が成長した証しだと思うので、つけたいというよりか本当に2カ月間頑張りたいって気持ち。
-打撃に関しては
チームに貢献するバッティングっていうのが一番自分がしたいことなので、それがどういう形かはまだわからないんですけど、そういうイメージを持って頑張りたいです。
-年明けに4番へのこだわりを強く話していた
自分は4番を打ちたいっていうのはありますし、試合を左右するのは4番だと思っているので、チームに貢献するっていう意味で、一番貢献できるのが4番だと思うので、4番というよりかはチームに貢献したい。
-甲子園の舞台で親子で本塁打を放つことのこだわり
そこにこだわりは特にないっていう感じです。
-チームを、強く意識するようになったきっかけ
この70人で勝ちたいって思いが新チーム始まってから強く芽生えた。新チームが始まってから、より一層チームのためにっていうのは思いました。
-高校野球ならではの楽しさを感じた瞬間
1回負けたら終わりっていうトーナメントなので、そこで勝つ喜びっていうのは非常に大きいです。
-初戦で自らヒット打って勢いつけたい
試合は関係なく、最初から、初球から振っていきたいので、初戦というよりかは1打席1打席が勝負なので、全力で全てやりたいです。
-父の甲子園での活躍を見た上で、こういうプレーをしたい。こう活躍したいという思い
お父さんはすごい活躍してるんですけど、自分は自分なので、自分のできるプレーを最大限したい。
-甲子園での目標
このチームで「慶応日本一」っていうスローガンを掲げているので、このチームで優勝するっていうのを目標にやっていきたいです。