第95回選抜高校野球大会(18日開幕)の開会式リハーサルが17日、甲子園で行われ、選手宣誓の練習をした高松商(香川)の横井亮太主将(3年)は「甲子園は独特の雰囲気でした」と振り返った。自分の発した言葉が球場のスピーカーを通じて返ってくる感覚を肌で感じ、緊張感は高まった様子だった。

練習との違いに「間が若干飛んでしまった部分があった」と明かし、「もう1回ちゃんと覚え直して、明日の本番に備えたい」と意気込んだ。大役が決まった10日の抽選会では「世界ではまだ戦争が残っている。野球で勇気を与えられるような宣誓をしたい」と話していた。思いを胸に、本番で気持ちをぶつける。

高松商は、大会第7日の第2試合で登場。東邦(愛知)と鳥取城北の勝者と対戦する。