帝京（東京1位）は、高崎健康福祉大高崎（群馬1位）との接戦に敗れ、準々決勝敗退となった。
8回まで0－0の緊迫した展開で、9回表に守備のミスが重なって2失点を許した。金田優哉監督（37）は「途中まではいいゲームでしたが、地力がないということ。前回（山梨学院戦）は乱打戦で、今回は投手戦。これを取れたら大きいとベンチで言っていたが、勝ちきれなかった。（守備は）0からもう1回、鍛え直します」と話した。
先発の背番号10、安藤翔（かける）投手（3年）は、直球とスライダー、ツーシームをコースに投げ分ける丁寧な投球で、8回まで被安打2の無失点に抑えた。9回、先頭に二塁打を許したところで降板。「絶対に抑えてくれ」とエースの高橋蒼人投手（3年）に託したが、守備のミスも重なって2失点を喫した。安藤は「夏は、チームで甲子園優勝を目指している。暑くなるので、体力をつけて対策をしたい。ロースコアでも抑えられるようになりたい」と話した。
