野球の18U(18歳以下)世界選手権で6位に終わった日本チームが最終戦から一夜明けた9日、ソウル市内で取材に応じ、小倉全由監督(55)は「(選手を)勝たせてあげられず悔いが残る」と、あらためて無念さを語った。チームは同日、関西空港に帰国した。

 9連戦を戦った選手は疲れた表情。ベストナインに相当する「オールスターチーム」に選ばれた藤浪晋太郎投手(大阪桐蔭3年)は「ちょっと体を休めたい」。ただ外国人選手との対戦は刺激になったようで「貴重な経験をさせてもらった。今後に生かしたい」と前を向いた。大谷翔平投手(岩手・花巻東3年)は「今よりもしっかり成長して活躍したい」と話した。