<練習試合:東海大相模9-8前橋育英>◇14日◇東海大相模グラウンド

 昨夏の甲子園で優勝投手に輝いた前橋育英(群馬)の高橋光成(こうな)投手(3年)が東海大相模との練習試合に先発し、5回6失点と打ち込まれた。

 106球を投げて13安打5四死球の乱調。3回には打者一巡の猛攻で5失点し、本塁打も2発を浴びた。140キロ台を計測したのは2球だけで、「全然ダメでした。コントロールがよくなかった」と悔しがった。

 また、本格派4人擁する東海大相模はエースの佐藤雄偉知(ゆういち)投手(3年)が先発。こちらも5回を11安打5失点と不調で、「直球が浮いてしまった」と反省した。

 結局、19安打の東海大相模が14安打の前橋育英との乱打戦を制した。お互いにスクイズ失敗やけん制死などのミスも多く、残塁は両軍合わせて28だった。